2012年3月10日土曜日

The Tokyo Improvisers Orchestra


violin: 阿部美緒, 梶谷裕子, 小塚泰, 高橋暁, 保科由貴, 丸山明子, 矢野礼子
viola: 田中景子
cello: 大沼深雪, 橋本歩
contracello: 岡本希輔
contrabass: 高杉晋太郎, Pearl Alexander
shinobue: 瀧田真奈美
flute: Miya
oboe, English horn (and piano): entee(NAKAMIZO Toshiya)
reeds: 堀切信志, 森順治, Ricardo Tejero (from LIO)
trumpet: 横山祐太
trombone: 古池寿浩
guitar: 臼井康浩, 細田茂美, 吉本裕美子
electronics: 高橋英明
percussion: 松本ちはや
percussion, voice: ノブナガケン
voice: 徳久ウィリアム, 福岡ユタカ
piano, voice: 蜂谷真紀
piano: 荻野都, 照内央晴
dance: 木野彩子, 佐渡島明浩
dance, voice: 冨岡千幸
reading: 永山亜紀子

staff: 岡本正子, 佐野友余, 宝玉義彦
PA: 益田トッシュ
photo: Leonardo Pellegatta

2012年3月10日(土)
6:30pm 開場
7:00pm 開演
8:30pm 終了

2,000円(予約)
2,500円(当日)
学割1,500円(大学生まで 要学生証提示)

浜田山会館
地図 http://www.enjoytokyo.jp/life/spot/l_00021850/
井の頭線浜田山駅より徒歩5分
杉並区浜田山1-36-3

※会場内は飲食禁止です。
※近隣住民へ配慮のため、会館周辺ではお静かに願います。

予約・お問い合わせ: チームカノン
Tel: 03-6804-6675
E-mail: team.can-on@miya-music.com

東京インプロヴァイザーズオーケストラ。即興界はもちろん、クラシック、ジャズ、ロック、ポップス、などにも広く門扉を開けて、東京音楽シーンの縮図となるべく即興演奏の可能なプロフェッショナルが集う。だが、これは単なる無軌道な即興のオーケストラではない。TIOには指揮者が存在する。演奏家の中から指揮者を選出し、それそれの感覚に基づいて演奏を采配することで、演奏は秩序と無秩序を自在に往来することができ、また指揮者のセンスの違いを楽しむ事も可能なステージが生まれる。東京インプロヴァイザーズオーケストラは、またひとつ日本に新しい音楽の楽しみ方を提起し、世界各地のインプロヴァイザーズオーケストラと連動しながら新たな音楽の潮目を生み出す力になってゆくだろう。

# ロンドンで頻繁に行われているらしいLondon Improvisers Orchestraの東京版として、総勢40人の演奏家やダンサーが指揮に基づいて即興演奏・ダンス・朗読を行います。London Improvisers Orchestraの中心人物の一人であるサックス奏者のRicardo Tejeroさんも来日して参加されます。



北里義之さん(音楽批評家)がライヴ評を書いてくださいました。

前半でMiyaさん、enteeさん、後半で蜂谷さん、Ricardo Tejeroさんの指揮による演奏が行われました。指揮といっても、長い音、短い音、音量の指定、ソロなどの手振りによるサインが決まっていて、そのほか指揮者独自のサインもあります。2回有志によるリハーサルを行って、Miyaさん、enteeさん、蜂谷さんの指揮は経験済みだったのですが、当日初めて体験したRicaldoさんの指揮、数秒刻みで変わっていくところもあり、演奏していない場面でもいつどんなサインが来るかと集中し続けて、終わったときはぐったりしてしまいました。演奏者としては、今まで接点のなかった方々ともたくさん知り合い、音を出すことができてよかったです。

2012年3月6日火曜日

想いあふるる縷々

音楽:増田直行g, 吉本裕美子g, 伽藍(山内勝司e.b, 井上史朗e.b)
ダンス:万城目純, 相良ゆみ, Pei-Jung Lee, Chung-Fu Chang
演劇:有馬英樹, 笠原直樹, 斉藤吉彦, 五月女ナオミ, 田中雅之, ノハラノマリモ, 祭山寸花, 丸金太, Rika
顔描き:木村哲也

7:00pm 開場 7:30pm 開演

見物料 1,000円

Gallery 工房 "親"
http://www.kobochika.com/
地下鉄日比谷線「広尾駅」2番出口徒歩6分(近道=広尾商店街を通る)
渋谷より都バス06 新橋行・赤羽橋行「広尾5丁目」下車 明治通り渡り一本道を路地を右へ
渋谷区恵比寿2-21-3
Tel. 03-3449-9271
E-mail: info@kobochika.com

2012年3月5日月曜日

アコースティックとエレクトロニクスの室内楽 その12


アコースティックとエレクトロニクスの室内楽 その12
http://nextsundayprivate.tumblr.com/post/16468380931/2012-03-05

SAWADA (snare drum solo)

ガマチョキブラザーズ
- 信岡勇人 (electric guitar)
- 平賀オラン康子 (key)
- 井本直樹 (bass)
- 大橋弘 (drums)

吉本裕美子 (electric guitar)
+ カノミ (alto sax, acoustic guitar / from ピロシキアンサンブル)
+ 安藤裕子 (soprano sax, clarinet)
+ 池上秀夫 (contrabass)
+ 長沢哲 (drums)

amamori (singer song writer with piano)

Jonas kocher (accordion)
+ Jacques Demierre (piano)
+ Cyril Bondy (percussion)
+ d'incise (electronics, objects)
(from Switzerland)

2012年3月5日(月)
6:30pm 開場 7:00pm 開演
チャージ 1,500円 + ドリンク代

阿佐ヶ谷 Next Sunday
http://nextsunday.jp/
東京メトロ丸の内線 南阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
JR中央線 阿佐ヶ谷駅より徒歩5分
杉並区阿佐谷南 1-35-23 第一横川ビルB1
tel&fax:03-3316-6799

カノミさん、安藤さん、池上さん、長沢さんとも個人的には共演経験のある方々ですが初顔合わせの組み合わせです。池上秀夫さんと長沢哲さんのリズム隊はお二人とも即興演奏歴の長い熟達した技術を持つプレイヤー。そこに民族音楽の要素を持つ歌モノユニットのピロシキ・アンサンブルで活動されているマルチ楽器奏者のカノミさん、演劇やパフォーマンス・グループも含め多方面でひっぱりだこの安藤裕子さん、そしてわたしが加わります。
スイスから来日する演奏家は、deatribesという名義で活動しているCyril Bondiとd'inciseのデュオに、Michel Donedaとの共演で知られるJonas Kocher、齋藤徹と今井和雄のCDに参加しているJacques Demierreが加わったユニット。
また、ZABADAKのサポートでも活動していたすばらしい超絶技巧のアコーディオニスト、オランさん(日本人です)の出演も非常に楽しみです。


北里義之さん(音楽批評家)がライヴ評を書いてくださいました。

今回5人編成というのはかなりの冒険でした。特にフロント3人のバランスがうまくいくようにということを主に考えていたのですが、序盤池上さんがぱっと弾くのをやめたときにカノミさんとわたしのデュオの場面が生まれたのをはじめとして、自然といろいろな組み合わせができていったのは、北里さんの評にもあるとおりです。自分自身の演奏には悔いもあるものの、全体的なバランスや構成がうまくいったのは幸いでした。ご来場いただいたお客様の何人もが、良いアンサンブルだった、良いグループだった、とおっしゃってくださったので、いつものことながら共演者にめぐまれたという感謝の気持ちでいっぱいです。

スイスの4人組の演奏はとても静謐で、楽器の演奏というより楽器を使用した物音の部分が多いとさえ言えるようなものでしたが、緊張感にあふれていて、しかもそうありながらもどこか音を出す楽しみに満ちている様子が伝わってくるところがあって、とても惹きつけられました。

全部で5グループ、非常にバラエティに富んだ対バンでしたが、どの出演者も良かったです。「ああ、こういうのは聞かなくてもわかる、」というようなのは一つもなく、それぞれ変わっていてとても楽しめました。

共演者のカノミさん、対バンのamamoriさんもライヴについてのエントリーを書いていらっしゃいます。

アコースティックとエレクトロニクスの室内楽 12: Pirozhki ensemble ~ピロシキアンサンブル~ HP
アコースティックとエレクトロニクスの室内楽 | amamori+

2012年3月4日日曜日

パーソナルフォーカス2009-2010 in YAMAGATA

2012年3月3日(土) 2:00pm~4:00pm
REEL-1, REEL-2

2012年3月4日(日) 2:00pm~4:00pm
REEL-3, REEL-4

入場料 500円

六十里越街道雪まつり 月山志津温泉
雪旅籠の灯り
山形県西川町志津地区 月山志津温泉街内 志津会館2F
TEL:042-577-5971

主催:東北芸術工科大学 チュートリアル「ドキ山」
協力:月山志津温泉 雪旅籠の灯り実行委員会
お問い合わせ:090-4881-5416 (加藤) kato.itaru@aga.tuad.ac.jp

〈パーソナルフォーカス〉は、3分間(または1マガジン50フィート)の8ミリフィルム作品であれば、自由参加・無審査で上映するフィルムフェスティバルです。1978年、福岡のフィルムメーカーズフィールド(FMF)によって企画・開催され、紆余曲折ありながらも、そのスタイルをほぼ変えることなく今回21回目を迎えました。しかしながら国内で最も手軽なフィルムとして愛されてきた“フジカシングル8”が2年後には姿を消し、制作メディアとしての8ミリフィルムは未来像を描くことさえ難しくなってきました。
FMFからの最後の〈パーソナルフォーカス〉の呼びかけに、全国各地から寄せられた作品はなんと46本。デジタルメディア全盛のこの時代にあって、これは驚くべきことです。46本の8ミリフィルムは2時間半の長編フィルムとなり、一年間に亘って全国を巡る旅を続けています。いよいよ山形上映です!

上映作品

作品タイトル 作者名(年齢/出品回数) 在住地
※年齢・在住地は2009年のものです。

REEL-1 シングル8 (18fps/24fps/mg.1tra./op./silent)

01.『満月』能登勝(52/04) 岡山
02.『Good morning to you.』田中可也子(22/初) 山形
03.『こまどり アニマル ZOO』ほたるいか・ぷろだくつ(41/12) 東京
04.『無援の抒情』小口容子(45/初) 東京
05.『第3章』西田宣善(46/08) 東京
06.『砂肝とビール』内村茂太(35/02) 東京
07.『昭和51年1月3日〈8ミリ撮影人もまた死す〉』矢島中(故人/初)東京
08.『3min. Rock'n Reel!』宮田靖子(53/21) 福岡
09.『RE』山本宰(―/09) 福岡
10.『照映』水由章(48/14) 東京
11.『フジカブルー』大西健児(36/初) 東京

REEL-2 シングル8 (18fps/mg.1tra.2tra./silent)

12.『下北沢で逢いましょう』出射広海(47/初) 神奈川
13.『輝く夜に』岡田彩希子(33/初) 大阪
14.『夏の残像-ぼくのおじいちゃん 1992夏-』大西健児(36/初) 東京
15.『芝生のニコル』新宅謙吾(35/03) 東京
16.『山形映画祭2009』加藤到(51/15) 山形
17.『夢幻』滄溟舎(―/02) 東京
18.『からくりどけい』黒岡洋一(65/06) 岡山
19.『芳一夜話』櫻井篤史(53/06) 京都
20.『andante』中原千代子(不明/06) 福岡
21.『ながめ』野上寿綿実(29/02) 茨城
22.『The Last Eight』森下明彦(不詳/09) 兵庫

REEL-3 スーパー8 (18fps/24fps/mg.1tra.2tra./op./CD/silent)

23.『ノーザンライツ』大西健児(36/初) 東京
24.『1979年さよならチンチン電車』田村年弘(54/04) 福岡
25.『トイレットフェアリー』大西健児(36/初) 東京
26.『2009 MARS/PARIS』太田曜(56/03) 東京
27.『Lovers at shimokitazawa』高遠瑛(―/03) 東京
28.『恋 李恵眞』(27/初) 埼玉
29.『夜光(Night colors)』大西健児(36/初) 東京
30.『渋谷駅、東京、2009年10月』大谷高美(32/初) 東京
31.『夢の巡路』池田泰典(36/02) 東京
32.『ギフト 邱慕心』(25/初) 東京
33.『アルビレオ流星群』高遠瑛(―/03) 東京

REEL-4 シングル8 (18fps/24fps/CD/silent)

34.『vanishing-eight』川口肇(42/14) 東京
35.『還る』福間ののこ(21/初) 大阪
36.『風の日曜』ヤジマチサト士(51/初) 東京
37.『断簡零墨Ⅱ』堀内孝寿(―/03) 福岡
38.『Jongno』大野聡司(32/初) 神奈川
39.『ひきはなれたフィルム(Curtained Film)』万城目純(―/13) 東京
40.『8月29日川崎』安武輝昭(34/04) 東京
41.『生態系作業』小池照男(58/03) 兵庫
42.『空という名の永遠』窪田浩一(47/初) 東京
43.『抹殺された言葉への記憶 1』平田正孝(62/05) 京都
44.『TSUMARI NO MATSURI』吉本裕美子(39/02) 東京
45.『フルーツバスケット』大橋勝(48/14) 大阪
46.『C'est fini !』前田敏行(53/13) 東京

「パーソナルフォーカス」は3分間の8ミリフィルム作品を無審査で上映するフィルムフェスティバル。わたしは『TSUMARI NO MATSURI』という作品を出品していて、3月4日(日)のREEL-4の中で上映されます。残念ながら上映会場に行くことができないのですが、この告知を見て足をお運びいただける方がいらっしゃいましたら幸いです。

2012年3月1日木曜日

忘れたいのに思い出せない vol.25

浅野廣太郎sax + 安藤裕子sax + 山中敦子sax
上地正彦key(from Berlin) + 山中敦子sax + 木村プレスsampler + 坂本伸一tp
山崎怠雅g + なかおちさとvo&g + 小池実b + カワイヒトシds
直江実樹radio + 吉本裕美子g + 永井昆布tp
上地正彦key(from Berlin) + 安藤裕子sax + すずきみきこg + カワイヒトシds + フィリップb

8:00pm開場 8:30pm開演
1,500円 + ドリンク代

原宿live & Cafe JETROBOT
http://www.jetrobot.com/live_cafe_jetrobot/main.html
JR原宿駅竹下口より横断歩道を渡り左へ徒歩20秒
渋谷区神宮前1-19-11 原宿アッシュビル1F
tel:03-3423-4788

恒例の浅野廣太郎さんの企画。今回の共演者、短波ラジオ直江実樹さんは相手が誰でも絶妙に合わせてくださる方、トランペットの永井昆布さんはブレのない自身の美学と世界観を持って音を出される方、だと思います。さてわたしはどうしよう。出番は10時近くからの予定です。