2012年4月22日日曜日

第7回 ACKid 2012

アート コラボレーション 第7回 ACKid 2012
http://www.geocities.jp/ackid2006/ac-7.html

小宮伸二(美術) + 吉本裕美子(音楽)

2012年4月22日(日)
4:30pm 開場 5:00pm 開演

入場料:
予約 2,000円 当日 2,500円

会場:
KID AILACK ART HALL
http://www.kidailack.co.jp/
京王線・井の頭線 明大前駅より徒歩1分
世田谷区松原2-43-11
Tel.03-3322-5564 Fax.03-3322-5676

照明:早川誠司
企画:HIGUMA
主催:ACKid実行委員会
協力:KID AILACK ART HALL / CT-Project

予約・お問い合わせ先
Tel.03-3322-5564 Fax.03-3322-5676
E-mail: hhiguma@excite.co.jp

プロフィール


小宮伸二 / KOMIYA Shinji
多摩美術大学在学中より現在までオブジェ、インスタレーションを中心とした個展・グループ展等を開催している。同時に1987年に演劇と接触したことにより、舞台美術家としてのスタンスではなく自身のインスタレーション作品とのコラボレーションというスタイルで、舞台美術の制作も開始する。演劇の他に舞踊・舞踏・モダンダンス・インド古典舞踊などのダンスや、ジャズ・現代音楽・実験音楽・民族音楽などの音楽関係、アートイベント、TV番組・音楽プロモーションビデオなどの様々なジャンルで舞台における美術の在り方を模索する。
http://artpaz.net/artst/komiya/

吉本裕美子 / YOSHIMOTO Yumiko
ロックバンドの活動を経て、'06年よりエレクトリック・ギターの即興演奏を開始。ダンスや朗読、映像との共演のほか、ソロ演奏も行う。'06年、'09年、越後妻有アートトリエンナーレのヒグマ春夫のパフォーマンス参加。'07年よりキッド・アイラック・アート・ホールの年越しイヴェント『除夜舞』参加。'08年、天井桟敷の美術を担当していた山田勇男の8mm短編映画『白昼夢』の音楽を制作。'10年、ダンスの秦真紀子と共同で公演企画をおこなうtamatoy project開始。演奏家とダンサーによる即興のイヴェントを白矢アートスペース、現代HEIGHTSで開催している。
http://www.myspace.com/yoshimotoyumiko

映像・美術作家のヒグマ春夫さんが企画するACKidの初日に出演します。
ACKidは異なるアーティストが協動して舞台を造り上げていく表現の試みで、毎年4月にキッド・アイラック・アート・ホールで開催されています。
共演者の小宮伸二さんは函館在住の美術家。水を使った大規模なインスタレーションで、世界中で展示を行い、また舞台美術も手がけています。単に美術作品の展示された空間で演奏するというのではなく、特殊なスピーカーを使用して展示そのものに直接関わりあうことができる方法を現在模索中です。

ACKidの他の日の公演は以下のとおりです。
4月23日(月) ヒグマ春夫 + 木村愛子
4月24日(火) 沢田滋野 + 七感弥広彰
4月25日(水) 安藤栄作 + 岡佐和香 + 添光
4月26日(木) フリオ・ゴヤ + 若尾伊佐子
4月27日(金) 李容旭 +小野明子
4月28日(土) 関直美 + 森下こうえん + 風人
4月29日(日) ヒグマ春夫 + 吉本大輔
※初日以外は全日 6:30pm 開場 7:00pm 開演
詳細 http://www.geocities.jp/ackid2006/ac-7.html



小宮伸二さんが動画をアップしてくださいました。メイキング映像+ライヴ全編入っています。

YouTubeには小宮さんの過去の作品の動画がいくつかありますがご自身で編集されているそうです。厳選して2つリンクを貼っておきましょう。
100匹の金魚が空間を舞うインスタレーション ギャラリー三日月・函館市 2009~2010年
QUO VADIS ―浮遊する水紋と柔らかな氣層― 小宮伸二展 東長寺地下 P3 1998年

以下、ご来場いただいた方々のブログです。どうもありがとうございます。

北里義之さん(音楽批評家)
http://news-ombaroque.blogspot.jp/2012/04/ackid-2012.html
http://news-ombaroque.blogspot.jp/2012/06/part-1.html
http://news-ombaroque.blogspot.jp/2012/06/part-2.html
いつも詳細な文章ありがとうございます。

MITIKOさん(洋画家)
http://mitikoroom.at.webry.info/201204/article_2.html
昨年さのともさんの結婚式で知り合い、初めて演奏を観ていただくことができました。気に入っていただけて良かったです。

カノミさん(サックス、ギター他の奏者 from ピロシキアンサンブル)
http://p-e.seesaa.net/article/268269487.html
記事後半で少し触れてくださっています。カノミさんはソロの演奏ではフィールド・レコーディングや既存CDの音源などをミックスしたものを流しながらのライヴをされています。

ACKidのサイトにも記録があります。今のところ(5月6日現在)写真とわたしと小宮さんがそれぞれ書いた文章がありますが、いずれ宮田徹也さんの評論も載るでしょう(載りました ページの下のほうです)。

小宮伸二さんとはこれまで面識がなく、作品も知りませんでしたが、今年の一月にヒグマ春夫さんから小宮さんとの共演どうですかということでメールがあり、今回の公演が実現しました。ACKidでは、このようにヒグマさんが考えた組み合わせで他ジャンルの表現者と共に一日限りの舞台を創りあげます。わたしはACKidの出演は初めてですが、客として今まで観てきた公演でも、面識がなかった表現者の共演というのは多くありました。

小宮さんは函館在住ということもあり、初めて実際にお会いすることができたのが公演日の前日、それまで膨大な量のメールでやりとりしました。ただ展示空間の中でソロ演奏するという方法ももちろんありえたのですが、最初にいただいたメールで、小宮さんはコラボレーションとして、展示は舞台装置として機能するものであり、それに対しての関わり合いを持つ形を望んでいることがはっきりしていました。そのため、わたしはわたしでずいぶんいろいろな仕掛けを考えてこの公演に臨みました。

水槽を使って水の波紋に光を反射させて布に映し出す、というアイディアを最初から伺っていたので、ならば演奏で水槽を揺らしてみることはできないかと考え、突発的に買ってみたのが振動スピーカー。しかし、それを小宮さんにお送りして実際に使用する水槽で実験してみていただいたけれども、結局水槽を効果的に揺らすのは無理そうなことが判明。振動スピーカーは随所でアコースティックギターに載せて、ギターの音や鉄琴の音をそこから出力して使ってみました。振動音でプリペアドのような効果が出るのが面白かったので、今後も機会によっては試してみるかもしれません。

4月に入って小宮さんから詳細な展示のプランが送られてきて、会場内に何箇所かシリンダーで水滴を垂らすということなので、それなら雨の日にフィールドレコーディングしてその音を流しながら演奏しようと考えました。当日雨が降ったらそのときのリアルタイムの外の音もとりいれようと。結局、そのアイディアが今回の演奏に関して一番の軸になりました。録音した音は思いのほか風の音が強くて暴風雨のような音になってしまいました。また当日は予期した通りに雨が降ってしまったのですが、雨音よりも外を歩いている人の声がおもに拾われて、それはそれで面白い効果を生み出すことができたと思います。フィールド・レコーディングの音と一緒に演奏するのは、2009年にUPLINKのAryukue公演で10分程度だけやったことがあるのですが、面白かったのでまた機会があればやりたいと思っていました。外の音をリアルタイムで取り込むのは、当日までどうしようか迷った末の初めての試みです。

最初の影絵のアイディアは、直前に照明の早川さんの発案でやってみようと思いついたもの。今考えればあれを10分ぐらいやっても良かったと思います。アコースティックギターやおもちゃの鉄琴を使ったのは、エレクトリックギターだと演奏しながら動き回れないから。小物楽器も駆使して会場内を動き回り、なるべくインスタレーションと直接関わることができる部分を作ろうと考えたのでした。

そのようなわけで、今回は今までやったことのないことをたくさん試したので、準備も大変でした。終演後そのまま片付ける暇もなく会場でオープニング・パーティがはじまり、片隅のスプリング・リヴァーブつきのギターアンプからいつまでも水滴の音が聴こえて続けていたのが、耳にこびりついて残っています。小宮さんの水滴装置の音を増幅するためのアンプを貸していただいた高橋誼さん、高原朝彦さん、韮沢明さん、どうもありがとうございました。また、ご来場いただいたすべての方々に心から感謝します。

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